Monday, February 12, 2007

モービルホーム

幕張メッセで開催しているキャンプの展示会を見てきた。近年、退職者を中心にモービルホームの需要が高いという。そして、このキャンプの展示会に、50歳以上の来訪者が増えているという。
私ももう少しで退職であり、次の人生をどう過ごすか、いろいろ検討している。その選択肢の1つとして、このモービルホームがある。
もともと、異文化に触れることが好きであるし、退職後は海外旅行や1時滞在で過ごすか、国内を犬と一緒に車で移動して過ごすかと思っている。しかし、海外旅行は年3回程度、繁忙期を外した時期に行くしかない。そうすると、それ以外は国内に居ることになり、かつ繁忙期を家で過ごすより、どこかのキャンプ地や道の駅で過ごすことは魅力がある。
とうことで、犬を連れて、かつ同じ年頃の親戚の家族と一緒に幕張メッセに車で出かけた。しかし、千葉に入る所が混んでいる。予想より長い時間がかかった。会場には犬を連れて入ることが出来る。
そして、モービルホームを見たが、どうも退職者が好むモデルと若い家族の好むモデルが違うと思った。前提条件の違いから来るのでしょうが、若い家族は森や海の近くの設備がない所でキャンプをするのが目的であり、退職者は道の駅やオートキャンプ場など、ある程度の設備がある所で寝ることを前提にしている。必要とする設備が、そもそも違うように感じる。
この違いで、キャンピングカーかモービルホームかの違いになるような気がする。そこが今一、分化していないように感じた。しかし退職者や退職候補者を多数お見かけした。我々がいいと思うクルマには、やはり同じような世代の方たちが見ている。
親戚夫婦は、あまりモービルホームが気に入らないようであった。旅行は宿に止まる方がいいという。そうような旅行もある。旅行の形も分化してきている。この親戚夫婦は一生涯を働くことが出来る。建築系のプログラマーとして自立しているし、奥さんは簿記や給与計算を請け負って自立している。というように時間がないし、それで死ぬまで働こうとしている。このため、時間を潰すような旅行を好まない。人生いろいろである。
私は、手に職もなく、カッコ良く言うとジェネラリストで生きてきた。妻も専業主婦であり、現在は子育て支援をしているが、専門的な技術があるわけでもない。どちらにしても、退職すると時間を持て余すことを、転職時の3ケ月にいやというほど思い知らせれた。この時間をどう潰すかを真剣に考えないと、人生の余暇を充実できない。

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